日本舞踊とは
市山流とは、日本舞踊(歌舞伎舞踊)の流派です。
それでは日本舞踊とはなんでしょうか?
初期の歌舞伎は舞踊ばかりだったので、それが段々に進んで科白劇を産み今の複雑な形態を成すに至ったのですが、同時に舞踊そのものも、歌舞伎の一種として、それ自体進歩発達して来たのです。
そして以前は振り付けは役者がやっておりましたが複雑化してきましたので、専用の「振附師(ふりつけし)」と言う仕事が生まれました。振附師も色々と出てくる様になりますと、その人達の個性も生まれ、そこから流儀へと発展していきました。そしてその振附師や弟子達が芝居以外の、町の人達大衆に教え出したのが、今言う日本舞踊の師匠と言う事になる訳です。
東京市山流(松派市山流)とは
今、市山流で流祖としている人は、長唄「越後獅子」を振り付けした人です。市山流も途中、途絶えておりましたが、その流れを汲む市山小直門下の市山松翁(しょうおう)が昭和24年に江戸家元として再興、28年松翁没後、長女が市山松扇を名乗って五代目家元、松扇から34年には二代目松翁となり、同時に長男を六代目家元としました。八世松本幸四郎の部屋子であった松本松之助、現宗家三代目市山松翁です。そしてその長男を平成16年より七代目家元と致しました。